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2018年12月3日

注文住宅の知らないことのリスク

世の中には、たくさんの住宅が供給されています。いろんな間取りや外壁、デザイン、性能、耐震等級、インテリア、自然素材などそれぞれの特徴が各会社にあると思います。

今回は、性能について書きたいと思います。

ほとんどのお客様は、建築費や月々のローンの支払いを気にされますが、その月々のローンの返済金額に根拠はありますか? 比べるものが家賃になっていませんか?注文住宅を建てると住宅ローン以外に修繕費や固定資産税がかかってくるのはご存知のことだと思いますが、教育費や老後のシュミレーションまであらかたでも把握できてるでしょうか?

それと、住宅ローン以外に一生払い続けなければならない「生涯ローン」と言われるものがあるのをご存知でしょうか? それは生きている以上、どこに住んでいても必要な「光熱費」のことです。

「光熱費」は、家の断熱と気密の性能が上がれば安くなります。それと、全館暖房 全館冷房が可能になります。

性能は、大体4種類ぐらいに分けることが出来ます。

 

性能が悪い順から

①省エネルギー対策等級4(次世代省エネ基準)次世代なんて呼び方でいかにも最新の基準みたいですが1999年に改正された断熱基準です。Ua値で0.87程度のもで今現在、建てられているほとんどの住宅がこの住宅です。

②ネットゼロエネルギーハウス(ZEH) 断熱性能をUa値0.6まで上げて太陽光発電で一次エネルギーをゼロにする住宅です。断熱性能は上がっていますが快適に思えるような体感するまでは性能は高くありません。太陽光発電で使ったエネルギーを相殺している住宅です。

③HEAT20 (2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会) G1グレード  Ua値0.56 ZEHグレードより少し断熱性能がよいグレードです。

④HEAT20 G2グレード Ua値 0.46 このあたりのグレードから設計や日射遮蔽にもよりますが暖かくて涼しい家を凄く体感して感じれるようになります。(当社ではこれ以上でいつも建築しています。)

HEAT20とは?

 

ぜひ、住宅を見学しに行った時に営業マンに、Ua値とC値はいくらですか?と聞いてみて下さい。ほとんどが①の等級4の家ですので答えられないのが現状です。車を買いに行って「この車は燃費はいくらですか?」とお聞きしても答えられないなんてことはないと思うのですが、建築業界では自分の建てている住宅がどれぐらいの性能かわからずに売っている、現状に問題があると思っています。

 

最後に結論ですが、安く建てて廊下やトイレが寒い家か、建てるときは高くても、全館どこにいってもほぼ同じ温度 湿度が管理されている家が30年後にはほぼ同じ金額になって55年後には写真の記事の様に450万円の差が出ることになります。これから、電気代が上がっていく予想ですのでもっと金額に差がでると予想されています。

高気密高断熱にすることで寒い中、灯油を買いに走ることもなく24時間同じ温度、同じ湿度で過ごすことが出来ます。

お金の面だけでなく、ヒートショックで倒れる確率も極端に減ります。交通死亡事故の4倍の方が家の中の温度差で亡くなっています。

 

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