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2019年3月1日

注文住宅 無料の暖房

だいぶ暖かくなってきましたね。

 

モデルハウスでは日中、天気のいい日はエアコンを消しても26℃ぐらいまで室温が上がって、日が落ちてもしばらくエアコンを付けなくても過ごせるようになってきました。

 

吹き抜けを作って、冬は家の北側まで奥深く日差しが入るように設計していますので、無料の暖房を最大限利用させて頂いています。

徳島では北国と違って、冬場でも日射量が多いので、少ない光熱費で家を暖めることができるので断熱、気密、熱交換の換気扇と熱を逃がさないサッシでとても快適な住宅を北国に比べて安価に作ることができます。

その点では、温暖地はとてもラッキーなのですが、反対に夏は日射を遮る工夫をしなければなりません。

 

夏の掃出し窓で、何も日射を遮るものがなければ、600wの熱量があると言われています。600Wといえばコタツを一台、室内でつけているのと一緒のことです。(内部のカーテンやブラインドはいったん屋内に日射が入っていますので、部屋を暖めているのと同じことになっています。)

 

日射を外部で遮る工夫をしないで、エアコンを付けることがどれだけもったいない、おかしいことをしているかを、少しは想像してもらえるかと思います。

 

夏の太陽の日射角度はだいたい78度、冬が31度です。

 

冬は、存分に光をいれて、夏は外部で日射を遮ることが、光熱費のかからない快適な注文住宅を作るには、とても重要なことになります。

 

冬は、先にも書いたように家の奥まで日射が入る工夫をして、夏は、庇で日射を遮って斜めから入ってくる朝日や西日をシェード等で遮るのがとても大事です。

 

個人的には、それに加えて南側に落葉樹を植えて、冬は葉っぱが落ちて光を通し、夏は青々とした緑で日陰を作って日射を遮るのも季節感を感じられていいと思います。

庭に植える木を選ぶのも水をやるのも、自分の家に愛着がわくと思いますので、ぜひ検討されてみてください。