モデルハウス

高性能住宅って、どんな家?

言葉だけでは、伝わらない。高性能住宅の素晴らしさ。
「あっ」何だろう、いつもと違うこの感じ。
その違いを知ると、あなたの家づくりの考え方が変わるはずです。
モデルハウスでゆっくりと、これからスタンダードになる家の話をしませんか?
見学・ご予約お待ちしています。

日本の家は、寒すぎる。

高性能住宅の室内の温熱環境の話をするときに、イギリス保健局の指標がよく用いられます。イギリス保健局は冬の室内温度について、全室18℃が最低推奨温度です。世界保健機構(WHO)も同じく18℃を最低推奨温度と設定しています。これは健康リスクを低減させるための基準で、18℃を下回る室温では、疾患のリスクが高まるとされているからです。イギリスでは、この基準を満たさない住宅に対しては、改修・閉鎖・解体命令などが下される可能性があります。欧米ではきちんとした温度基準があるものの、日本の住宅では一桁台に室内温度がなることは珍しくありません。

住宅会社と話をすると間取りや動線、デザインやインテリアの話にすり替えられて、いつの間にか、希望は叶えられたのかもしれないですが、住宅の本質的な家族の健康を守るというもっとも大事なことが忘れられた住宅がどんどん量産されています。

住みだして、賃貸の時と寒さは変わらないとか、大きなエアコンをつけているが光熱費が予想以上に高い等、この様な状態になると、よっぽどの断熱改修をしなければ、18℃以上の暮らしはできないのです。寒い家は、壊されるまで寒いのです。

本当に知っておかなければならないこと。

高性能住宅を検討していると必ず出てくるUa値。みなさん、数字が小さいほど性能がいいと思っていると思います。しかし、実は違うのです。Ua値は熱が逃げて行くのを数値で表しています。確かに、数値が低いほど外皮(外壁 天井 床 窓)から熱は逃げにくいのですが、この数値に反映されていないものがあります。

日射取得と日射遮蔽
冬に日射を多く取り込むほど室内は暖まり光熱費は少なくなります。夏は室内に日射を入れない工夫をすることでエアコンの電気代は下がりエアコンの効きが良くなります。同じUa値でも日射取得と日射遮蔽の措置が設計に反映されていないと快適さや光熱費は大きく変わってきます。
換気扇の熱ロス
換気扇の性能によって光熱費が変わります。第3種が一番高くなります。
気密の性能
隙間が大きいほど外気の隙間風が室内に入ってくるので、性能や光熱費に大きく影響します。
この3点が数値に反映されていません。
本当に知っておかなければならないことは、この様な判断基準だと思います。知らないで、単純にUa値で比べると「残念な高性能住宅」になりかねません。詳しく書くと凄く長くなりますので、もしマニアックな話を聞きたい方は、お会いした時にお話しさせて頂きたいと思います。

生活はどのように変わるのか?

高性能住宅に住まわれているお客様にどのように生活が変わったのか、よく聞くお話をお知らせしたいと思います。

  1. 床下エアコンで足元を暖めるので寒さを感じない。
  2. 家族に寒いから戸をきちんと閉めてとお願いしなくてもよくなった。(閉めても開けても温度は同じですから、どちらでも大丈夫です。全館冷暖房のため)
  3. 電気代を気にせず、エアコンを使えるようになった。
  4. 結露を全くしないので、カビやダニの心配がなくなる。
  5. 防音が出来ているので、外の音が聞こえなく、とても静かで落ち着く。
    (室内の音も外に聞こえにくいので、夫婦喧嘩をしても外には聞こえません。)
  6. 賃貸ではよく、くしゃみが出ていたが、いつの間にか出なくなった。
  7. 冬場、布団から出るのが苦でなくなった。(20℃ぐらいはあります。)
  8. 家族が風邪をひかなくなった。
  1. キャンプが好きだったが、あまり行かなくなった。
  2. 冬場、浴槽で暖まりすぎると出た時が暑い。
  3. 夏場、外が35℃あってもエアコンが効きすぎて寒いので、再熱除湿で運転している。
  4. 冬場は過乾燥するので、スチーム式の加湿器を使うと快適。
  5. 光熱費がいらなくなったので、値上げを気にしなくてもよくなった。
  6. 衣服 寝具が薄いもので十分になった。
  7. 計画換気がきちんと出来ているので匂いがすぐに無くなる。
  8. 換気が出来ているので、レンジフードと浴室の換気扇はいらない。
  9. 冬場の日中に天気がいいと日射で27℃を超える。(無暖房です。)

自然素材のこだわり住宅

アレルギーに悩んだ「僕」だから、できること。

温熱環境にもこだわっていますが、空気環境を悪化させないように使用する建材にもこだわっています。 娘のアトピーで苦しんだため、害のない住宅で子どもを育てたいと思ったのが、このような住宅を作るきっかけです。今から23年前、健康に留意し、自然素材を使った住宅で、アトピーがひどい娘を育てたいと思い、その様な住宅を提供している住宅会社を探しましたが、ありませんでした。今でもほとんどないのですが、ないのなら自分でその様な住宅を自分で作ろうと思い起業しました。今から23年前のことです。

起業したすぐは、体に負担がない自然素材で作るとか、温熱環境を整える等、ほとんどの方に受け入れてもらえませんでしたが、少しずつ年月をかけて理解して頂けるようになってきました。
最近では、国の方も省エネの住宅に補助金を出して推奨されていますし、断熱等級も「5」「6」「7」とやっと基準が設定されるようになって、省エネかつ温熱環境が整った住宅が市場に供給されだしました。しかし、売れるために、なんちゃって高性能住宅が、かなり混ざっているのが残念でなりません。お客様自身が、比較検討できるように判断基準を備えておくことが後悔しない家づくりの第一歩だと思います。

当社では、安心して暮らせるように、カラダに負担がない物、人に優しい物を選んでいます。だから、家づくりに使うものは自然素材ばかり。ビニールクロスや合板のフローリング、集成材の柱や梁は使いません。早く安く簡単に施工できますが、接着剤や塩化ビニールで出来た新建材と呼ばれる工業製品は使いません。僕が独立する前は、僕もこの様な新建材を使った家づくりが普通だと思い、疑ったこともありませんでした。しかし、生まれたての娘が、痒くてかきむしってやけどの跡のように真っ赤になって汁が出てそこから黄色ブドウ球菌に感染して、入院しても泣き止まず家族が交代で24時間抱いて何日間も過ごしました。面倒を見る家族も大変でしたが、本人が一番かわいそうでした。新建材ばかりが原因ではないと思いますが、自然の中のように空気のきれいな環境で子どもを育てたいそう思ったのです。

生まれたての赤ちゃんには通気性のいい紙おむつを履かせると思います。
大人も肌につけるものは、汗を通す物(綿のTシャツ等)を着ると思います。住宅も一緒で湿気を吸ったり吐いたりして蒸れない環境で暮らす方が健康に暮らせると考えていますので無垢材や珪藻土を使っています。(ちなみに、漆喰は、ほぼ調質機能はありません。)

POINT

  • 自然素材を使用
  • 呼吸する塗り壁の珪藻土(珪藻土にもいろいろあり、珪藻土が数%しか入っていなく、後はボンドでも珪藻土として売られていますので注意が必要です。)
  • 塗料すらも、自然素材(柿渋の塗料を使用)
  • 衛生室並みの空気室(気密がいいことで、計画的に換気がきちんと出来ているのと、珪藻土のおかげです。)

モデルハウスDATA

断熱性能:Ua値 0.23(HEAT20 G3レベル) 断熱等級7
気密性能:C値 0.1

●基本情報
1階床面積:69.56㎡(21.04坪)
2階床面積:50.92㎡(15.40坪)
合計:120.48㎡(36.44坪)
敷地面積:180.45㎡(54.58坪)
構造:木造2階建て
断熱性能:HEAT20 G3(Ua値0.23)
気密性能:C値 0.1
耐火構造:省令準耐火建物
耐震等級:3
ZEH仕様/長期優良住宅/ HEAT20 G3/パッシブデザイン

モデルハウスを見学されるメリット
  • 判断基準を身につけることが出来る。(自分で何を選んだらいいのか判断できるようになる。)
  • 魔法瓶に包まれた、優しい空気感を感じて頂ける(空気がきれい、空気が丸いと評判です。)
  • 小さなエネルギーで、家中が快適なのを体感して頂けると思います。
  • 高気密高断熱(偽物がたくさんありますが、本当の意味での高気密高断熱がどんなものかわかる。)
  • パッシブデザイン(日射を考慮して設計することが、どうして大事なのかわかる。)
モデルハウスを見学されるデメリット
  • 性能差を感じて頂くのは、夏の暑い時と冬の寒い時です。ですから、暑い時か寒い時にわざわざ来て頂くようになります。
  • 書面やカタログ等で高性能住宅の良さを伝えるのがなかなか難しいため、ご足労ですがモデルハウスに足を運んで頂かないといけないのがデメリットです。
  • もうすでに建てたお友達や親御さんが一緒に見学されると、あまりの性能差でガッカリされることがあります。

見学する前に、もっとどんな住宅か知ってから見学するか、どうかを決めたいという方は、
同じパッシブハウスジャパンに所属していて、
高性能住宅の素晴らしさや、プランニングの方法等を教えて頂いた、
家づくりの師匠(青森県むつ市 菊池組 菊池さん)「お金のない人こそ断熱しろ」の動画をご覧ください。

見学したいけど、
わんぱくな子どもさんがいらっしゃって
躊躇されている方へ

僕は、子どもと動物が大好物です。ですから、ぜひ連れてきてください。
いつも、「食べちゃうぞー」と言いながらキャアキャア言いながら遊びまくっています。
打合わせが、なかなか進まないこともありますが、こちらも楽しんでいますのでお許しください。

このご縁が、素晴らしいご縁になりますように有限会社ダイゼン 近藤 正人
有限会社ダイゼン 近藤 正人
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