自然素材の家で健やかに暮らす!徳島の工務店が考える”空気の力”
「家に帰ると、なんだか空気がちがう」
自然素材の家に暮らす方からよく聞かれる言葉です。目には見えないけれど、確かに感じる空気のちがい。それは気のせいではなく、素材が生み出す”空気の力”なのかもしれません。
深呼吸したくなるような住まいは、どうやって生まれるのでしょうか。今回は、「なぜ自然素材の家は空気がちがうのか?」そして「どんな暮らしにつながるのか?」を、性能面と体感の両面からお伝えします。

目次
自然素材の家が”空気がちがう”と感じる理由とは?
家に帰ったとき「ここは空気がちがうな」と感じたことはありませんか?実はその感覚には、ちゃんとした理由があります。自然素材の家が持つ”空気の力”について、体感と仕組みの両面から見ていきましょう。

空気が変わると体調も変わる
「引っ越してから、朝の目覚めがよくなった」 「子どもの鼻づまりが気にならなくなった」
こうした声は、実は住まいの空気環境と深く関係しています。私たちが1日に吸う空気の量は、約20,000リットルともいわれます。そのうち多くの時間を過ごすのが家の中。つまり、室内の空気質が、家族の体調や気分に与える影響は想像以上に大きいのです。
自然素材の家では、化学物質を含む建材を極力使わないため、刺激臭や揮発性物質が少なく、空気そのものが穏やかです。無垢材や珪藻土は湿度を調整する働きもあり、ジメジメしすぎず、乾燥しすぎない空間をつくります。
「なんとなく気持ちいい」は、体が感じている安心感のサインかもしれません。
子どもにやさしい空気のつくり方
小さなお子さんがいるご家庭では、「床に寝転んでも安心」「素足で歩ける」といった感覚が、家づくりの大きな判断基準になります。
子どもは大人よりも呼吸が速く、体重に対して多くの空気を吸い込みます。そして床に近い位置で過ごす時間も長い。だからこそ、空気の質にはとくに気を配りたいところです。
無垢のフローリングや漆喰の壁など、触れても安心できる素材を選ぶことで、においに敏感なお子さんでも快適に過ごせる空間がつくれます。化学物質の使用を抑えた家は、アレルギーのリスクを減らすことにもつながります。
また、高気密・高断熱の性能と組み合わせることで、空気のよどみを防ぎ、家中に新鮮な空気が行き渡る設計も可能です。冬場の乾燥や夏のムシムシ感も、自然素材の調湿機能でやわらげることができます。
見えない不調と空気の関係
「なんだか疲れがとれない」 「頭がぼんやりする」 「のどがイガイガする」こうした”なんとなく”の不調が、実は室内の空気環境からきていることもあります。
新建材に含まれる化学物質や、湿気によるカビ・ダニの発生、換気不足による二酸化炭素の滞留など、原因はさまざまです。自覚しにくいからこそ、見過ごされがちな問題でもあります。
自然素材は、こうした”見えない負担”を減らす手助けをしてくれます。無垢材や珪藻土には調湿作用があり、室内の湿度を一定に保つ働きがあります。カビやダニが繁殖しにくい環境をつくることで、アレルギーのリスクも軽減できます。
「家にいるとラクになる」と感じられる空間は、空気そのものが体にやさしいからかもしれません。
自然素材が選ばれる3つの理由
「自然素材っていいのはわかるけど、実際どうなの?」そんな疑問を持つ方は多いはず。ここでは、自然素材が選ばれ続ける本当の理由を、コスト・体感・タイミングの3つの視点からお伝えします。

自然素材は”高そう”?コストの考え方
「自然素材って、やっぱり高いんでしょう?」
家づくりを考え始めると、多くの方がこの疑問を持たれます。
たしかに、一部の自然素材は新建材に比べて初期コストが高い場合もあります。けれど、”トータルで考えたときにどうか”という視点も大切です。
たとえば、無垢材のフローリングは傷がついても削り直すことができ、長く使えます。珪藻土の壁は呼吸しながら汚れを分解し、メンテナンスの手間も少なくて済みます。さらに、調湿機能によってエアコンや除湿機の稼働も抑えられるため、光熱費の節約にもつながります。
目先の価格だけでなく、10年後、20年後のランニングコストや暮らしやすさまで含めて考えると、自然素材は決して「高い買い物」ではないのです。
「深呼吸したくなる家の空気」の体感
「玄関を開けた瞬間、空気がちがう」
自然素材の家を訪れた方が、よくこう感じられます。
その正体は、無垢材の香り、珪藻土の質感、そして空気中に漂う化学物質の少なさです。新築特有のツンとしたにおいがなく、森の中にいるような、やわらかい空気に包まれます。
自然素材には、目に見えない”空気の質”を変える力があります。調湿作用によって湿度が安定し、におい成分を吸着・分解する働きもあるため、室内がさわやかに保たれます。
この体感は、数値だけでは伝わりません。だからこそ、実際に自然素材の空間に身を置いて、「ここなら暮らせそう」と感じることが、家づくりの第一歩になります。
「いま調べている」この瞬間の大切さ
家づくりは、一生に一度の大きな決断です。
「何から調べたらいいかわからない」 「どの工務店がいいのか判断できない」 「性能って、どこまで必要?」そんな迷いを抱えながら、今この記事を読んでくださっているかもしれません。実は、「いま調べている」このタイミングこそが、いちばん大切な時間です。情報を集め、比較し、自分たちの価値観に合う家を見極める期間だからです。
モデルハウスや完成見学会に足を運んで、空気を感じてみること。素材に触れて、温もりや質感を確かめること。疑問や不安を一つひとつ丁寧に聞いてくれる相手を見つけること。
焦らず、納得できるまで考える時間を大切にしてください。
工務店ダイゼンが選ぶ自然素材の考え方
徳島で家づくりを続けるダイゼンが、なぜ自然素材にこだわるのか。それは「家族が安心して深呼吸できる家」をつくりたいから。ここではダイゼンが使う素材と、その考え方をご紹介します。

無垢材・漆喰・珪藻土など、使う素材たち
徳島で家づくりを続けるダイゼンでは、「家族が安心して深呼吸できる家」をつくるために、自然素材を積極的に取り入れています。
無垢材は木そのものを削り出した素材です。接着剤や化学塗料を使わず木が持つ本来の香りや温もりをそのまま感じられます。素足で歩いたときのやさしい感触、時間とともに味わいを増す表情。毎日触れるものだからこそ、自然の素材を選んでいます。
珪藻土は消石灰を主原料とした、昔ながらの塗り壁材です。真っ白でやわらかな質感は、空間全体に落ち着きをもたらします。化学物質を含まず、小さなお子さんが壁に触れても安心。においを吸着する働きもあり、室内の空気をやさしく保ちます。
珪藻土は植物プランクトンの化石からつくられる自然由来の壁材です。見た目はマットで落ち着いた風合い。湿気を吸ったり放出したりする力が強く、じめじめした季節でも室内が快適に保たれます。
ダイゼンが使う珪藻土には、「柿渋」が含まれています。柿渋は、広島大学の研究でノロウイルスやインフルエンザウイルスなど12種類のウイルスすべてを不活化する力が証明された、天然の抗ウイルス成分です。調湿だけでなく、空気中のウイルスにも働きかける。家族の健康を守る、頼もしい壁材です。
ダイゼンが使う自然素材は、どれも「触れて安心」「暮らして心地いい」と感じられるものばかり。家は、家族がいちばん長く過ごす場所だから、素材選びにはとことんこだわっています。
「呼吸する壁」とは?自然素材の働き
「呼吸する壁」
ダイゼンの家づくりでよく使う言葉ですが、これは比喩ではなく、本当に壁が呼吸しているのです。珪藻土には、目に見えない小さな穴がたくさん開いています。湿度が高いときには湿気を吸い込み、乾燥しているときには湿気を放出する。まるで家が呼吸するように、空気を自然に調整してくれます。
ビニールクロスの壁では、こうした働きは期待できません。湿気が逃げ場を失い、結露やカビの原因になることも。自然素材の壁は、ただそこにあるだけで空気をととのえてくれます。においを吸着する力もあるので、生活臭が気になりにくく、来客時も安心です。
「壁が空気をきれいにしてくれる」そんな自然の力をダイゼンの家では大切にしています。
自然素材×性能のバランスで、もっと快適に
「自然素材を使えば、それだけで快適になる」
そう思われるかもしれませんが、実は素材だけでは十分ではありません。どれだけ良い素材を使っても、家全体の性能が伴わなければ、冬は寒く、夏は暑い家になってしまいます。
ダイゼンでは、自然素材×しっかりとした住宅性能の両立を大切にしています。断熱や気密といった基本性能をしっかり整えたうえで、自然素材の調湿機能や空気清浄の力を活かす。そうすることで、一年を通して心地よく、家族が健やかに暮らせる空間が生まれます。
素材の力を最大限に引き出すための設計。それが、ダイゼンの考える家づくりです。
関連記事:「徳島で家を建てるなら|自然素材×高性能の注文住宅が”安心”な理由」
まとめ|「こういう家なら安心して暮らせるかも」と思ってもらえたら
家づくりにおいて、”空気”はとても大切な要素です。
目には見えないけれど、毎日体に入ってくるもの。家族の健康や、暮らしの心地よさを左右するもの。だからこそ、素材選びや性能設計にこだわる意味があります。
ダイゼンが提案する自然素材の家は、「気持ちいい」と「安心」が同時に叶う住まいです。無垢材の温もり、珪藻土のやわらかさ、そして深呼吸したくなる空気。それらすべてが、家族の日常を支えます。

モデルハウス情報
所在地
徳島県板野郡藍住町奥野字前川112-14
お問い合わせ
0120-463-373
営業時間
10:00〜19:00/定休日:不定休
「こういう家なら、安心して暮らせるかも」そう感じていただけたら、ぜひ一度、ダイゼンのモデルハウスにお越しください。空気のちがいを体で感じていただけるはずです。









