断熱性能等級「6」「7」のレベルって?
さて、前回断熱性能等級に新たに「6」「7」が新設される話をご紹介しました。
今回はその性能レベルについてチェックしてみたいと思います!
断熱性能の目安には「Ua値」があります。
「どれくらい熱量が家の外に逃げやすいのか」を数値化したもので、見方としては、「数値が小さいほど、熱が逃げにくい」つまり「断熱性能が高い」ということになります。
「Ua値…数値が小さいほど性能が良い!」覚えてくださいね!
ちなみに、ダイゼンが建てる家は「Ua値=0.23」です。
今の日本では、省エネ基準で定める値は、日本全国を8地域(1地域~8地域)にわけて、各地域によって基準の数値が定まっています。徳島県は地域区分6に属しています。
さて、次の表を見てみましょう!
10月に新設された断熱等級「6」「7」のUa値は?
断熱性能等級「7」が0.26以下、「6」が0.46以下、「5」は0.6以下の数値を推奨しています。
上の表と照らし合わせてみると~!!!!
断熱性能等級5…Ua値0.6=ZEH基準…Ua値0.6
断熱性能等級6…Ua値0.46=HEAT20G2…Ua値0.46
断熱性能等級7…Ua値0.26=EAT20G3…Ua値0.26
つまり、等級7は、HEAT20 G3レベル、等級6は、HEAT20 G2レベルとなっています!
そもそも、HEAT20が何かというと、住宅の断熱に関する新しい設計基準のことです。
本当に良い家づくりを普及させるために、専門家や学者が集まって制定した基準です。国の省エネ基準よりも、厳しくなっているのが特徴です!
ちなみに、なぜHEAT20が誕生したかというと、日本の住宅の断熱性能は世界的にみてもズバ抜けて劣っていて、「このままではダメだ!」と新しい基準を設けよう!と専門家たちが動いた背景があります。それだけ、国の基準はゆる~いという訳です。
HEAT20の詳細は下記のHPをチェックしてくだいさい!
http://www.heat20.jp/grade/
ダイゼンが建てる高性能住宅は、HEAT20 G3レベル!
さてさて、話を戻しますが、ダイゼンが建てる新築の「Ua値=0.23」です。
先ほどの表を確認してみると~、HEAT20 G3レベルとなっています!!!!!
すなわち、10月に新設される断熱性能等級「7」を上回る断熱性能である!
ということが分かっていただけるかと思います。
プチ情報!すごいぞ、鳥取県!
鳥取県では2020年から国やHEAT20の基準を上回る独自の厳しい基準(とっとり健康省エネ住宅性能基準)を定め、より省エネ性能の高い住宅の供給推進を図っています!すごいですね、徳島県も実施して欲しいなと思います!
https://www.pref.tottori.lg.jp/ne-st/
断熱性能の良さについては、実際に藍住町にあるモデルハウスで体感することができますので、ぜひ遊びに来てくださいね。
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