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2019年3月17日

注文住宅 後悔しないために

よく、モデルハウスに遊びに来た方がどうしてエアコン一台でこんなに暖かいのですか?と不思議がるのですが、それは、たまたまそうなっているわけでなく、それなりに熱を逃がさないように、サッシや断熱や気密がきちんと施工されていて、その住宅を温める熱量が、エアコン一台の熱量で済んでいるというだけです。

 

建てたばかりで、こんな家を知っていたらと後悔される方がたまにいらっしゃるのですが、きちんと調べて勉強した方のみ「性能のいい家」を手に入れられているように思います。

 

この話は、よくお話させていただくのですが、子供は食べるものも、着るものも、住む所も選ぶことができません。子供は、親が出したご飯を食べて、親が買ってきた服を着て、親が住む家に一緒に住みます。

 

大事なお子さんを育てる環境を「大手ハウスメーカーだからとか、見た目がいいから、専門的でわからないから」とかで、安易に住宅を買わないでほしいのです。ちょっと調べれば、今はいろんな情報があるのですから。

 

冬は寒くて夏は暑い光熱費のかかる住宅が、急に性能が良くなることはありません。住宅は、日々少しづつ劣化して性能がおちてくるのが普通なので、建築した当初から壊されるまで寒い家は寒いですし、暑い家は暑いままです。

 

反対に、性能のいい住宅も少しづつは劣化しますが、壊されるまで、夏は涼しく冬は暖かいままです。

 

もちろん、どちらの家も修繕はしていかなければなりませんが、作っては壊すの悪循環を止めて、何世代も住むことができたら、、、。毎世代、住宅ローンを支払わなくてもいいので、もっと豊かに暮らせると思います。

 

欧米では古い家ほど価値がありますし、中古住宅を壊すのではなく修繕して大事に使う文化があります。何世代もで住まなくても、中古住宅がきちんと価値が残って流通するシステムになっています。

 

一生に一回と言われている注文住宅、いろいろ検討されてみてください。