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2019年4月12日

大手ハウスメーカー、どうして?

 

 

ちょっと前から、レオパレス21の施工不良で騒いでいますが、もし万が一倒産でもしたら大変なことになりますよね。レオパレスは地主からアパート建築を受注し、完成後に一括借り上げして転貸する「サブリース」の大手です。

 

「30年一括借り上げ」をうたうサブリースとは、地主さんが土地を担保に、銀行で建設費用を借り入れしてレオパレスが施工、完成すると30年間レオパレスが借り上げて、お客さんを斡旋して入居してもらって、地主さんが家賃を貰って返済にあてるという構図です。

 

もし万が一、業者が倒産すると地主さんの借金が残って、入居を斡旋する業者もなくなり、30年一括借り上げもなくなるので、自己努力で空室対策をしないと、家賃より返済額が上回って地主さんは破産することになります。

 

破産すると、土地が担保に入っていますので、土地も取り上げられてしまいます。

 

新聞の報道では、地主さんの銀行借り入れの総額は2兆円規模らしいので、たくさんの地主さんが破産の危機にさらされることになるだろうし、銀行も地主さんが破産したら無傷ではいられないでしょうから、影響力は計り知れません。

仕様書と異なる部材が使われたことには「当時の社長の指示」だったそうです。背に腹は変えれなかったのでしょうか?本当に残念です。

 

 

レオパレスが騒がれている最中、今度は大和ハウスが戸建て住宅や、賃貸共同住宅で建築基準に不適合というニュースが出ていました。

 

 

一生に一回の買い物だから、大きな会社だから安心と言われていたのはどこにいったのでしょうか?大手の家づくりのプロが、2000年以降全国で引き渡した、1878棟の住宅で基礎の仕様が、型式適合認定に適合していなかったそうです。

 

誰も気が付かなかったのか、誰かの指示でこうなったのかはわかりませんが、手抜きで利益を上げるのではなく、自動車業界のように、研究を重ねて性能で各社切磋琢磨して得をするのがお客さんであるような、健全な業界になることを願っています。

 

 

一生に一回の、夢のマイホームです。いろんなことを検討してみてください。