2019年5月14日
注文住宅 気密検査
今日は、建築中の二世帯住宅の気密検査でした。
二世帯住宅ですので、玄関ドアが二つ付いていて勝手口もあります。比較的、ドアは気密性が良くないのでドアが多い二世帯住宅は気密性は悪くなりがちです。
お客様には、いつもお伝えしているのですがC値(相当隙間面積)は0.5c㎡/㎡以下をお約束させて頂いています。
0.5㎠/㎡でも慣れていないとできないのと工法的に簡単に気密が取れる構造にしておかないと難しいのですが、0.5㎠/㎡では納得できないので普段から0.1㎠/㎡を出すつもりで、細かく施工しています。
で今回の結果は、57坪の二世帯住宅で約8センチ四方の隙間面積でした。
結果C値は0.3㎠/㎡でした。
気密性の重要性は、隙間を少なくすると隙間風が入らなくなり計画どうりに各部屋が換気されるようになります。換気扇のフィルターを通ってきれいになった新鮮な空気が、各部屋に配られるようになります。
冬には、冷たい空気が室内に入ってこないようになり、夏は湿った暖かい空気が入らないようになり一度、湿気を抜くと28度でも快適に過ごせる状態をキープできるようになります。
気密性が良くすることと、きちんと計画換気できる換気扇をセットで考えておかなければ、それは息苦しいだけの建物になりますのでご注意ください。
いろんなことを検討されて「快適な家づくり」を目指されてください。