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2024年4月8日

【今月のお茶】スギナ茶

日本各地、どこでもよく目にする、春の野草「スギナ」。

とても繁殖力や生命力の強い植物で、取り去ってもまた同じところから生えるため、
農業を営む人やガーデニングをする人からは、除草にやっかいな雑草ともいわれています。

 

しかし「スギナ」には多くの栄養価が含まれていて、西洋では「ハーブの王様」とされ、漢方で問荊(もんけい)として昔から民間薬としても活用されています。雑草というイメージが強いため、「野草感が強い」「青臭い」思うかもしれませんが、スッキリとした味わいで、クセは強くなありません。

 


<スギナ茶の効能>

「ミネラルの宝庫」と言われるほど豊富なミネラルが特徴!

【カルシウム】【リン】【カリウム】【マグネシウム】などが沢山含まれています。
必須栄養素の【ケイ酸】も多く含まれていて、むくみの改善、女性に嬉しい美容やアンチエイジング効果に役立つ力を持っています
デトックス効果や自律神経の乱れを整えてくれる働きがあるとされています。

 


 

春になると、ひょっこり顔をだす、つくし。

あの土手や小道に小さい頃によく採った「つくし」は、実はスギナの一部なんです。

まったく違う植物に見える「スギナ」と「つくし」ですが、地下でしっかりとつながっていて、つくしが枯れてカサカサになる頃、スギナが同じ地下茎から芽を出してきます。スギナには花は咲きません。その花のような役割をしているのが「つくし」で、胞子をとばして増えていきます。