空気の質、大丈夫?「エアみる法」を実施しました
「小さなエネルギーで、快適に暮らす」を目指して、ダイゼンでは色々な視点から「快適さ」を追求しています。
今回は「家(住まい)の空気の質」について、調べてみることにしました!!!
みなさん、私たちは、1日に何回呼吸をして、どの位の空気を吸っていると思いますか?
なんと、私たちは、1日に約2万8800回の呼吸をしているんです!(1分間20回で計算)
その空気の量は、体重が50kg位の人で、およそ20kg。
ごはん約100杯分、500mlのペットボトル約3万本分に相当するそうです。
そこで、気になるのが「家(住まい)の空気の質」です。
1日の生活の中で一番長く過ごしますからね…。ペットボトル3万本の空気を、日々カラダに送り込んでいる訳ですから、当然「良質な空気」を取り入れたいものです。有害物質だけを取り除いて、クリーンな空気だけを取り入れる呼吸法は残念ながらありませんから。
僕が建てた、モデルハウスの空気成分を測定してみました!
毎日大量にカラダに取り込んでいる、空気。
さっそく測定できる方法を調べたところ、辿り着いたのが空気環境改善研究所さんの「エアみる法」です。室内の空気中に含まれる124種類以上の化学物質を簡単に測定でき、空気がどんな成分で構成されているのかを、可視化してくれる優れた測定方法です。
僕が建てる家は、自然素材を沢山使っています。
床や天井には無垢材を、珪藻土の壁、壁の中の断熱材も自然素材を選んで使用し、ビニールや化学物質系は使用していません。パッシブデザインの自然の恵みを最大限に活かし、温熱環境をきっちりと考えて建てた住環境の空気は果たしてどうなっているのか。
家には沢山の自然素材を使っていますが、実際に空気の質まで計ったことがありませんでしたので、とても興味があります。
さて、結果はいかに!?
「エアみる法」でわかること、測定の様子
エアみる法で測定できる項目には以下の3つの重要なポイントがあります。
①室内空気中の汚れ具合(簡易TVOC濃度)
室内空気中の総揮発性有機化合物(TVOC)濃度を測定します。これにより、室内の空気の汚れ具合がわかる
揮発性有機化合物(VOC)は、常温では気体になりやすい有機化合物の総称で、塗料、接着剤、インキ、ガソリンなどに含まれる物質で、厚生労働省が空気中に含まれる濃度の指針として13物質を定めています。
②TVOCを構成する上位5成分 124種類以上の化学物質の検出が可能
TVOCは上記の13物質以外の物質も含めたVOCの個々の濃度の合計を表したもので総揮発性有機化合物の略称です。
③室内濃度指針値物質
トルエン、エチルベンゼン、キシレン、スチレン、p-ジクロロベンゼン、テトラデカンなどの化学物質は、室内濃度が一定の指針値を超えると健康リスクが高まるため、測定と管理が重要です。
⇪検査の様子
こんな感じで、空気を採集するための棒状のキットを既定の高さに吊るして丸1日放置して空気を採取します。
キットを返送し、分析結果を待ちます。
空気の測定についての詳細は下記の記事をご覧ください
●「一般社団法人空気環境改善研究所」124種類の化学物質測定法【エアみる法】
快適を追求するなら、空気の質にも、こだわりたい!
空気中には、ホコリ、カビ、ダニ、ウイルス、化学物質など、様々な汚染物質が含まれていたり、これらがアレルギーや呼吸器系の症状を引き起こす場合もあると言われています。
例えば、ほこりっぽい所へ行くと、咳き込んだり、鼻水が出たり、目が痒くなったりしますよね。
健康維持や快適な生活のためには、その場の環境や「空気の質」がとても重要だと、僕は考えています。
さて、モデルハウスの空気の質はいかに!?
測定結果が届いたら、またブログにて結果発表したいと思います。
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