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2022年12月20日

その加湿器、温度下げていませんか?

冬になると、部屋の乾燥が気になって加湿器を利用することが多くなりますよね!
しかし、加湿器の前を通ると寒さや冷たさを感じたことはありませんか?
実は加湿器には「温度が下がる加湿器」と「温度を下げない加湿器」があります。
加湿して室温を下げてしまっているなんて…何だかへんてこですよね!

冷たさを感じる加湿器は、超音波式や気化式タイプは?

<温度を下げてしまう加湿器> 

●超音波式加湿器
水を振動させて霧状にして噴出する仕組みです。水は温められることがないので、冷たい水が霧になって放出され、その霧は暖かい部屋の熱を奪って水蒸気に変わります。汗をかいて放置しておくと体が冷えますよね!これは汗が蒸発するときに体温を奪っているからです。これと同じ原理です。

●気化式タイプ
水を染み込ませたフィルターに風を当て、熱を奪いながら水を蒸発させる仕組みです。加熱タイプではないので、室温より冷たい空気が流れ出てくるため寒さを感じてしまいます。加湿空気清浄機にもこのタイプが多いです。

寒くならない!暖かをキープできる加湿器は?

室温が下がらない加湿器は「スチーム式」と「ハイブリッド式」です。部屋の室温を保ちながら加湿ができるため、とても快適になります。今から加湿器を購入される方は「寒くならない加湿器」を選ぶことをオススメします!

●スチーム式(加熱タイプ)
水をヒーターで加熱して、水蒸気(湯気)を出す仕組みです。昔はストーブの上にヤカン乗せて蒸気を出していたかと思いますが、あのイメージそのままのシステムです。水を沸騰させるので、タンクに菌が発生することも衛生面でも安心ですが、機種によっては吹き出し口が熱くなるものがあるので、小さなお子さまやペットがいる方は注意が必要です。

 

 オススメ!「スチームファン蒸発式加湿器「roomist(ルーミスト)」

スチームファン蒸発式だから実現【あたたかなクリーン加湿】スチーム加湿器は吹き出し口が熱くなるタイプがありますが、こちらは熱くならず、吸い上げた水だけを加熱するためとても安全でとても省エネです。

ダイゼンのモデルハウスにも設置しています!

●ハイブリッド式
熱を利用することで加湿しやすくする方式です。水が蒸発する原理を利用する「気化式」か、ミストにした水分を噴霧する「超音波式」に、「熱」を組み合わせて加湿する仕組みです。効率よく部屋を加湿できるのがメリットです。

「気化式」×「熱」のイブリッド式加湿器
→水を吸い上げたフィルターに温風を当てて、素早く蒸発させる方式で、冷たい水蒸気が出ないので室温が下がりません。

「超音波式」×「熱」のハイブリッド式加湿器
→ヒーターで加熱した水を振動させて熱せられた霧状の湯気が噴出するため、室温を下げないのがメリットです。

 

適切な湿度コントロールは家の性能で決まる!

部屋の温度を下げない加湿器を選ぶことも大切ですが、家の性能を高めておくことが一番です。断熱や気密をきっちりとしている高性能住宅は湿度コントロールも抜群です。

室内の快適な湿度は、およそ40~60%。
夏は60%前後、冬は50%前後が理想的と言われています。

湿度は高すぎても低すぎてもよくありません。

夏場、湿度が高いと汗をかきにくくなり体温調節がうまくいかずに部屋の中で熱中症になったり、冬場は湿気がたまるとカビやダニの発生にもなります。カビやダニは、喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状の原因となり、健康被害を引き起こし、住宅に使用している木を腐食させたり家の健康にも悪影響を及ぼす恐れがあります。

逆に言えば、湿度を快適にコントロールできれば、夏場は涼しく、冬は温かさを保つことができ、結果そこに住む人の健康を守り、家の状態も長持ちさせることに繋がっていくのです!やはり、快適な暮らしには高性能住宅はかかせません!

 


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