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2019年3月9日

注文住宅 24時間換気

思い通りの家づくり進んでいますか?

 

今日は、換気扇の話です。換気扇は特に専門性が高いので簡単に書きます。

 

種類は大きく分けて2種類あって3種換気と1種換気です。

 

現在、建てられている注文住宅のほとんどが3種換気です。

各部屋に壁に換気扇が付いていて屋内の汚れた空気を外に排気して、もう一つの給気口(屋外から空気が入ってくる穴)から

そのまま、外気が入ってきます。(夏は暑い湿った空気、冬は冷たい乾いた空気)その入ってきた暑い、冷たい空気をエアコンやファンヒーターを使ってもう一回冷やしたり、暖めたりを繰り返し行っているのが、昔ながらの換気方法で3種換気と言います。

 

それ以外にもいろいろあるのですが、当社で使ってる1種全熱交換の説明をしたいと思います。

1種全熱交換の換気扇とは、排気と吸気を一か所に集めて捨てる空気と入れてくる空気を熱交換素子の中で交差して熱と湿気を回収しています。

(夏の場合)

熱を回収することによって、光熱費を削減しています。

 

1種の換気扇はある程度、断熱と気密が出来ている家でないと計画的にきちんと換気ができないので意味がありません。断熱性が低いと換気扇で回収するよりも、違う場所から熱が逃げていく方が多くなるので、高価な1種換気扇は必要ないと思います。

 

いろんな要素がそろってはじめて快適性のいい、性能の高い家ができるので、換気扇だけいいものを使っても、快適さは半減してしまいます。

1種換気の弱点はダクトの中の汚れの問題です。気になる方は直接来てみてください。

 

たくさん、いろんなことを考えなければならなくて大変ですが、家づくり楽しんでください。!