2019年3月19日
注文住宅 それってビニールではないですか?
よく聞く話なので、シェアしたいと思います。
もう新築を建てられた方が、「建てた会社さんにインテリアコーディネーターさんがいて、部屋の壁紙を一緒に選んでくれて、すごいおしゃれになって大満足してるんですよ~。」って聞かされることが多々あるのですが、とても複雑な気持ちになります。
どうして、複雑になるかというと壁紙って言いますが、それって花柄で可愛くても材質は塩化ビニールなんですけど、、、と思ってしまうのです。
夏は間違いなく綿の服を着ますし、冬は風邪を通さないようにナイロンのジャンバーを着ると思います。
間違っても、夏の暑い日にカッパを喜んで着ていく人はいないと思います。
しかし、日本の注文住宅のほとんどはビニールクロスです。
「赤ちゃんにはオムツかぶれさせないよう、通気性のいいオムツを穿かせるのに、どうして住宅はビニールで囲まれているんだろう?」
そう感じてしまうので、いくらコーディネーターさんが親切に相談にのってくれても、ちょっとそれは違うんじゃないかなと思ってしまいます。
一応、当社の仕様をお話しします。
内部は塗り壁(珪藻土)です。綿のTシャツのように湿気を吸ったり吐いたりしてくれるので塗り壁にしています。
時々、1階はお客さんがくるので塗り壁にして、2階はお客さんが上がってこないので予算を抑えるためビニールクロスにしましょうなんて言う工務店がいるそうです。
良い睡眠のために2階は塗り壁にした方がいいような、健康のためには全部塗り壁にしなければ意味のないような感じがします。
売れたらなんでもいいのかなぁと思ってしまいます。
一生に一回の、注文住宅いろいろ検討されてみてください。