誤解を解く!「珪藻土」は安全です!
ダイゼンが建てる高性能住宅の内壁には、珪藻土を採用しています。
全て左官職人による手塗のコテ仕上げなので、それは、それは、美しく、優しさが溢れる真っ白な壁です。
珪藻土は、自然素材
施工主の方との打合せやモデルハウスを紹介している際に、壁には「珪藻土」を採用しているという話をすると「えっ?珪藻土って問題になっていませんでした?」 と質問をされることが、たまにあります。
珪藻土は危険なモノ。
実は、その思い込み、全て誤解しています。
なぜそのように「珪藻土=危険」という印象を持ってしまっているのか。
それは、2020年頃に問題になった珪藻土バスマット問題に起因しているようです。 お風呂上がりの足裏の水滴をすばやく吸収して、サラリと乾燥してくれる優れた商品として大流行しましたが、一部の珪藻土バスマット商品から、発がん性物質のアスベストが検出されて、販売会社が自主回収したことで、大きな問題となりましたよね! あの印象が強くインプットされてしまっているのです。
ここで、バッサリ誤解を解きたいと思います!
「珪藻土=アスベスト」ではありません。 珪藻土そのものは、自然素材です。
珪藻土は、「珪藻」と呼ばれる植物性プランクトンの一種が、長年にわたり海や湖、川の底に蓄積されてできた天然の土です。珪藻の表面には、無数の穴があり、吸湿・放湿を行う調湿作用にとても優れています。
では、なぜ珪藻土バスマットが問題となったのか気になりますよね。
先ほども説明しましたが、珪藻土そのものは「自然にできた土」です。
天然の土なので、固まる性質がありません。 板状のバスマットとして利用するには、耐久性や硬度が必要です。そのため、珪藻土にプラスして石膏やセメントなどの強化材・補強材をつなぎ材として混ぜ入れて形成することで商品が作られています。問題となったバスマットは、この混ぜ物にアスベストが含まれていた訳です。
このように、珪藻土とアスベストは、全く別の物質であり、あたかも珪藻土にアスベストが含まれているかのような誤解が生じていることは、とても残念なことです。
このブログ読んでくださっているみなさんには、正しい知識を持って判断をしてほしいと思います。
ダイゼンでは、珪藻土もつなぎ材も100%天然素材
珪藻土は、安心安全の植物由来!
さらに、快適にするパワーを秘めていますよ!
珪藻土が持つ、調湿作用はとても素晴らしく、空気中の水分が少な乾燥してきた時には、吸着した水分を放出します。逆に部屋の湿気が過剰な場合は、空気中の水分を取り込み、湿度を減少させます。まさに自然の除湿器・加湿器の役割を果たしてくれるのです!
ダイゼンでは、珪藻土のつなぎ材には、天然角又(つのまた)海藻を煮て濾した100%天然素材の「つのまた糊」をつなぎ材として配合しています。
珪藻土もつなぎ材も、100%天然素材ですので、ご安心ください。
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