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2024年3月16日

国産杉板を外壁に、採用します!




ダイゼンの高性能住宅と言えば、一目でわかるコレ!
白い塗壁にレッドシダーの木の外壁が印象的なこのスタイルです。

ここに住む人・家族の成長と共に家の経年変化を感じる楽しみがあり、木の香りや木が持つ風合い、本物の質感を大切にしています。

レッドシダーは、ウエスタンレッドシダーとも言われていて、主にカナダ西海岸に生育するヒノキ科ネズコ属の針葉樹で、日本の過ぎにも似れているため米杉とも呼ばれます。耐久性があり、その木が持つ特有の成分で抗菌作用があり防虫に強く、水に濡れても腐敗しにくいのが特長です。

しかし、現在どんどんレッドシダーの価格が上昇しているんです。

2020年以降、新型コロナウイルス感染症の拡大やロシア・ウクライナ情勢の変化、急激な円高の影響によって輸入木材が高騰する「ウッドショック」が発生しました。
日本国内でも、物価の高騰、電気やガス、燃料費など全ておいて値上がりをしている昨今、少しでも抑えることろは抑えたいというのが本音です。

 

そんな中、視察で訪れた青森県の菊池さんのパッシブハウスの外観に国産の杉が採用されていて、とても素敵な風合いだったので、僕も外観に取りれてみようかと思ったのです。
そして模索していたところ、ご縁が繋がり、良い品に出会うことができました。

 

コチラです!天然の国産杉です。

あれ?杉特有の模様やフシは?と思いませんでしたか?
この杉板は、柾目(まさめ)カットされたものです。木の加工方法によって、その印象がガラリと変わります。ちなみに、ナチュラルな曲線模様は「板目(いため)」と言います。

丸太の年輪に対して、中心付近を垂直方向に切り出した時に現れるのが「柾目」なのですが、細かい縦縞模様と節が少なく整った木目が美しいのが特長で、これまで外観に使用していたレッドシダーの変わりにピッタリなのです!!!

しかも価格がレッドシダーの半額ほど!!!!!
コストを抑えながら、とても良い物を取り入れることができ、感動しています。

 

杉が大活躍! ざらざら面が表です!

さきほどの杉板の写真をよく見てください。
表面がざらざらとしているのが、わかるかと思います。 このザラザラした面が表です。

外壁に杉板を貼って行く際、職人が間違えてザラザラの面を裏側にしてしまうことがありますが、それはダイゼンではNGです。

あえてザラザラとした面を出しておくことで、濡れても、水分が蒸発しやすく、スピーディーに乾燥できる効果を高めることができるからです。 日本書紀にも「船はスギで造れ」という記載があったり、醤油や日本酒などの貯蔵する樽も杉が用いられています。古人の知恵と防水性や防腐性に優れた杉の特性を活かした、家づくりを考えていきたいなと思う今日この頃です。

春へと近づくこの季節、杉と言えば花粉症のイメージが先行して、やっかいもののように思われてしまいがちですが、家づくりの建材としては大活躍の万能選手です。最後に杉の特性をご紹介しておきますね!

<杉の特長>
・調湿性が高い
・防水性が高い
・まっすぐで扱いやすく、加工性がよい
・独特の清々しい芳香がある(成分に抗菌・防腐作用も)
・木目がまっすぐはっきりしている
・全国どこでも入手しやすい

 


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