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2025年6月11日

エアコン1台で快適な暮らし! ダイゼンの床下エアコン

さて、今日はダイゼンでは標準仕様の床下エアコンのお話です。
最近では「全館空調」というワードをよく耳にしますよね!各ハウスメーカーによって、〇〇システム、〇〇ハウスと名を打って全館空調を推していますが、そんな大掛かりなシステムなど搭載しなくても、エアコン1台で快適にできるんです。

 

ダイゼンの床下エアコン

ダイゼンでは、床下にこんな感じでエアコンを設置しています。

家電量販店で販売されている、ごくごく普通エアコンです。操作の関係上、ダイゼンが使用するメーカーは絞られますが…。

実は、エアコンは省エネ性能に優れた、暖房器具なんです。
エネルギー消費効率を示すものに「COP」があります。1kwの電力で、どれだけの冷暖房能力が得られるかという指標です。

例えば、COP=4であれば、消費した電力に対して、4倍の空調効果が得られることを意味します。一般的なエアコンでCOP4、省エネエアコンでCOP7や8というのもあるそうですよ。光熱費抑えるためにも、省エネ効率が良いものを選びたいものですね。

 

床下エアコンの仕組み

床下エアコンの仕組みは、とてもシンプル!

エアコンを床下に設置することで、床の下にある空間を暖め、その暖まった空気が輻射熱として部屋中に伝わっていくことで冷暖房を行う仕組みです。寒い冬は床下の空気をあたため、夏には冷やして、輻射熱を利用して室内を冷暖房をしますが、ダイゼンでは主に冬場の暖房に利用します。

床下の空間があたたまっているので、足元からぽかぽかと心地良いぬくもりを感じることができます。

エアコン特有の吹き出し口からの「風」が体に直接あたることがないので、とても快適です。埃がまったり、風の影響による肌や目の乾燥、局所的に寒くなる場所ができるということは一切ありません。リビング、玄関、2F、キッチンなど、どの場所にいても快適で、室内にいて温度差を感じることはほぼありません。

写真はモデルハウスの室内ですが、エアコンは床下にあるため、家電機器の出っ張りがなくスッキリと広々とした空間が作れるのも魅力の1つです。

 

床下エアコンの必須条件=高性能住宅であること

「床下エアコンをしたい!」と言っても、どんな家でも適応できる訳ではありません。
期待通りの冷暖房効果を発揮するためには、高気密・高断熱であることが大前提。隙間風が入ってくるような家では、せっかく暖めた空気もドンドン逃げていってしまいますから、意味がありません。

ダイゼンの建てる家は、超がつくほど高性能住宅です。

Ua値 0.23 C値 0.1

  • Ua値=住宅の断熱性能を示す指標
    数値が小さいほど、熱が逃げにくく断熱性能が高い住宅であることを示します。
  • C値=住宅の気密性能を表す指標
    「相当隙間面積」とも呼ばれます。数値が小さいほど気密性が高く、隙間が少ないことを意味します。

住宅の断熱性能を評価する基準として「HEAT20」でいうと、ダイゼンのモデルハウスはHEAT20の「グレード3」相当です。(さらりと書いていますが、この数値なかなか出せないんですよ(笑))断熱性・気密性に優れ、パッシブデザインを採用した家だからこそ、床下エアコンの効果が充分に発揮できるのです。魔法瓶をイメージしてみてください。保温力が続く、あの感じです。断熱がしっかりとできていて、さらに隙間がないので、熱を逃しません。そのため、小さなエネルギーで得た快適な室温環境を長く保つことができるという訳です。

 

こだわりの、基礎!

高性能住宅にするためには、基礎も普通とは違います。
ダイゼンの基礎は、こんな感じですが、違いがわかりますか?

一般的な基礎とはだいぶ違うつくりになっていて、仕切りが少ないんです。
仕切りを少なくして、各部屋にエアコンの暖房が均一にいき渡るように設計しています。

簡単そうに見えますが、一般的な基礎のコンクリートの1.3倍、鉄筋は1.5倍、それに防蟻と強度を強くするために一回打ちで仕上げます。熟練の技とテクニックが必要な難しい基礎ですが、これも床下エアコンの効果を発揮させるために欠かせない基礎づくりです。

 

床下エアコンの効果を最大限に引き出す、3つの条件

 

床下エアコンの効果を最大限に引き出すには、様々な課題をクリアしなければいけません。

  • 断熱・気密の性能を高める
  • パッシブデザイン
  • 基礎にこだわる

最低でもこの3つの条件をクリアしなければいけません。他にも、換気計画や窓やサッシなども気を付けなければいけませんが、高気密・高断熱であること!それが一番大事なことですね。

※パッシブデザインについては⇒ブログ記事「パッシブデザインって!?」をご覧ください。
※窓やサッシの重要性については⇒ブログ記事「ドイツから届いた、トリプルサッシ」をご覧ください。

 

モデルハウス見学受付中

床下エアコンのアレやコレについて、もっと知りたい!という方は、ぜひモデルハウスに遊びにきてください。ダイゼンのモデルハウスにお越しいただくと、「ん?何かが違う!」と感じられる方が多くいらっしゃいます。高気密・高断熱、性能にこだわった家、言葉では伝えきれない、自然の心地よさを体験いただきながら、家づくりについてお話しましょう!

ご予約お待ちしています。


<モデルハウス>
徳島県板野郡藍住町奥野字前川112-14
電話:088-634-3725
フリーダイヤル:0120-463-373
営業時間:10:00〜19:00
定休日:不定休

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