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2019年4月5日

注文住宅、金額の見せ方について。

 

良く皆さん、注文住宅の見学会など参加されると「この家でだいたい坪単価いくらしますか?」とか気軽に聞かれると思います。

たぶん、お客さんの方は完成した状態でいくらかを聞いているのだと思います。

 

 

住宅業界では、当たり前なのですが。、注文住宅の金額は業者によって見せ方はまちまちですが、基本的に入り口価格と出口価格が違うことが多いです。

 

その代表的なものが、本体価格という価格の表示方法です。この本体価格が曲者で、業者によって何が含まれているのかが違うのですから、一つの指針として坪単価を聞くのはいいかもしれませんが、本当はあまり役にも立たないものです。

 

それと役に立たない理由の一つに、延べ床面積施工面積があります。

 

延べ床面積とは、建築基準法で決まった面積です。

 

建築面積とは、あるハウスメーカーが作った言葉ですが、延べ床面積に玄関ポーチとバルコニーの面積を足したものです。(もっともらしい言葉で僕らも騙されてしまいます。笑)

 

例えば総金額が、2000万円の注文住宅で延べ床面積が40坪だったとしたら坪単価が50万円になります。

その40坪に、バルコニー(1坪)玄関ポーチ(1坪)あるとすれば。面積を足すと42坪になります。

2000万円を42坪で割ると坪単価は47.6万円に下がります。(100万円近く安くみせることが出来ます。)

 

同じ注文住宅でも、延べ床面積で割った坪単価と施工面積で割った住宅では96万円も金額の差が出てきます。もし、A社とB社でこんな見積もりが同じ間取りの住宅で出てきたら、100万円安いと感じませんか?

 

こんなことにならないために、営業マンが言われている価格は、その金額で住める価格(出口価格)かどうか、もし住めないのなら何が含まれていなくて、あとどれくらい金額が必要かを聞いてください。

 

坪単価の根拠は、延べ床面積か施工面積で割っているかを確認することが非常に大事です。

 

こんな、騙しあいみたいなことをせず、一生に一回と言われている夢のマイホームですので、大きなイベントとして家族全員で楽しんでもらいたいです。