「家」の本当の快適さは、2 年後から!
さぁ、遂に完成した新築の我が家!
快適な生活が待っていると胸を高鳴らせている方には申し訳ないのですが…。本当の心地良さを体感できるのは、最低でも新築2年後からです。
ダイゼンでは、新築に引っ越しをしてすぐにはダイゼンのモデルハウス(築3年目)のような快適さはまだ味わえません、とお伝えしています。
家の基礎に水1トン以上!?
実は、基礎に使っているコンクリートには、たっぷりと水分が含まれていて、一般的な住宅の広さで、その量は余裕で1トンを超えています。そして、その水分は時間をかけてゆっくりと蒸発し、完全に抜けきるには最低でも2年以上の月日がかかるのです。
「最低でも基礎には水1トンが含まれている」という事実!ぜひ覚えておいてくださいね。
さて、その蒸発してくる水分はどうなるでしょう?
必要な対策が必然的に浮かびあがってきますよね。
コンクリートが乾くまでの期間は床下の湿度が高くなる傾向があり、これが室内環境にも影響を及ぼします。新築の床下が、湿気だらけのカビまみれ、さらに白アリまで…となると大変です。新築検討中の方はどんな対策が実施されるのか担当者に確認してみてください。すぐ答えられなかったら…家づくりのことをよく知らないのかも知れません。
床の下も1つの部屋、床下エアコン専用の基礎を採用!
ちなみにダイゼンでは「基礎と床の下も1つの部屋」ととらえ、床下エアコンを採用しています。床下からあたたかい空間を作り出すのです。そのため、基礎コンクリートから蒸発してくる水分も、床下エアコンによって乾燥がきちんとできる仕組みです。コンクリートの水分が乾ききったら、本来の床下エアコンのパワーが発揮されるため、新築時よりも少しのエネルギーで家全体の室内環境を整えられるようになってきます。
そして、こちらが床下エアコン専用の基礎の様子です。
よく見てください、一般的な基礎とはだいぶ違うと思います。仕切りが少ないんです。
仕切りがないから冬場がエアコンのあたたかさが広がり、各部屋が均一にすることが可能になります。でも、これ!簡単そうに見えますが難しんです。普通の基礎のコンクリートの1.3倍、鉄筋は1.5倍、それに防蟻と強度を強くするために一回打ちで仕上げています。長年培った経験と技術が基礎にも凝縮されています。
ダイゼンの基礎の作り方は、下記のブログをご覧ください。
「注文住宅 基礎はこんな感じです。」
先日、初めての冬を迎えられたお客さまに住み心地を聞いてみると「1年目でも快適で暖かい!」とありがたい感想を頂きました。しかし、今の快適さはまだまだ序の口。来年の冬には今よりもっと暖かさを感じられる家になりますので、楽しみにしていてくだいね!
新築1年目よりも、2年目、3年目、家も成長したいきます。
快適な家を、育てていきましょう!
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