注文住宅 温度と湿度の関係
だいぶ、外に出るとだいぶ暑くなってきました。車に乗るとエアコンなしでは、暑いですよね。
今日のモデルハウスの、14:00の室内の温度が24.8℃ 湿度が49%、外気温が31.3℃でしたので6.5℃の温度差がありました。
この数字は、ずっと窓を開けない状態での温度湿度です。もちろんエアコンは付けていません。
Ua値0.3では、こんな感じが普通です。ほとんどの注文住宅では窓を開けてると思います。
それと、モデルハウスが完成したのが2018年の7月で、一回冬を越しているので基礎もだいぶ乾いてきて室内の湿度がいい感じで推移するように、なってきました。
エアコンを付けなくても、湿度が40%台ですので非常に快適です。
快適かどうかは、人によって感じ方が違いますが下記の空気線図のオレンジの枠が、アメリカ暖房冷凍空調学会のASHRAE Standard55をもとに導かれた、健康で快適なゾーンです。
28℃くらいから、湿度が何%になっても快適ゾーンから外れていくので28℃までに室内の温度をコントロール出来て、湿度が70%~40%の間にコントロール出来れば快適ゾーンです。しかし60%を超えると爆発的にダニやカビが繁殖するので理想は60%以下がいいと思います。
このグラフからもわかりますが、温度が下がれば湿度は上がります。エアコンを付ければ湿気をとってくれて湿度が下がっている様に感じますが不思議なことに上がっていきます。(絶対湿度との関係です。)
間違っている様に思いますが、高性能住宅を突き詰めていくと、温度を下げずに湿度を下げるのが非常に難しく、すぐに温度が下がってとても寒く感じます。(エアコン1台でもです。)
温度と湿度をコントロールできる様になると、とても快適な注文住宅に住むことが出来ます。
こんなことも検討されながら、快適な住宅を手に入れてください。